会長挨拶    トップページへ


 
石田孝作 会長
   

   


             
             会 長 挨 拶
 本日ここに、城下町として栄え、「小江戸」の別名で親しまれている「川越市」において「令和元年度 埼玉県退職校長会 定期総会」を開催の運びとなり、ご来賓として

〇 埼玉県教育局市町村支援部 部長 関 口  睦 様
〇 川越市市教育委員会 教育長 代理 学校教育部 学校管理課 副課長    馬 場 雅 史 様
〇 全国連合退職校長会 会 長    入 子 祐 三 様

 をはじめ、多数の方々のご臨席を賜り、また、代議員の皆様には県内各地からご参会くださり、かくも盛大に開催できますことに衷心より感謝申し上げます。
埼玉県退職校長会は、現在、会員数3,746名を擁し、10支部57班で構成され、また、全国連合退職校長会におきましては、北海道、千葉県についで3番目の会員数として活動しております。
本会の諸事業では、会の活動の目的である「教育支援・社会貢献」と「会員相互の親睦と福祉の増進」に鋭意取り組み、会員の皆様のお骨折りにより、所期の目的を達成しつつあることに厚く御礼申し上げます。
 また、令和元年度の出発にあたりましては、新入会員190名という多数の方々をお迎えすることができました。本会のさらなる躍進の原動力として大いに期待をしているところであります。
ところで、皆様ご存じのとおり、生産年齢人口の減少、グローバル化の進展や絶え間ない技術革新等により、社会構造や雇用環境が大きく変化しております。
とくに、人工知能(AI)は、日々、信じられないスピードで進化を続けており、高度情報社会の牽引役として、今後一層、私たち人類の暮らしを変えていく技術となることでしょう。
教育界に眼を転じてみますと、新学習指導要領が、2017年3月に告示されました。2年間の移行措置の期間を経て、小学校は、2020年度(令和2年度)から、中学校は、2021年度(令和3年度)から全面実施されます。
文部科学省は、小学校で英語の「教科化」やプログラミング教育の必修化により、専門的教員を増やすことが急務であるとして、各教科・科目を専門の教員が教える「教科担任制」を導入する方針を決め、「授業の質の向上」や「授業の負担軽減」を図り、働き方改革にもつなげる方針であるとしております。
さらに、働き方改革について、時間外勤務(残業)の上限として「月45時間、年360時間」の目安を示し、長時間勤務を見直すよう促しております。現状では、教員の出勤、退勤時間に幅を持たせる「シフト制」の導入や保護者への連絡に情報通信技術(ICT)の有効活用など、先進的な取り組みをしている学校は、一部に留まっているそうです。
やはり、働き方改革を抜本的に推進するには、思い切った教員の「定数の増員」と「待遇の改善」を進めることが、ぜひとも必要ではないかと考えます。
本県では、従来の「第2期基本計画の検証」と「教育を取り巻く社会の動向」等を踏まえ、―「第3期埼玉県教育振興基本計画」の概要が新たに策定されました。今後5年間で取り組む課題として―① 確かな学力の育成をはじめとして、豊かな心の育成など10の目標、また―② 主に児童・生徒に対する施策をはじめ、主に子供を取り巻く環境に関する施策、あらゆる年齢層に対する施策の分類で30の施策が示されております。このことは、教育を単に、学校教育に委ねるだけでなく「社会総がかり」で着実に推進すべきこととして捉えていると考えます。
いまこそ、学校経営の経験者として退職校長会がお手伝いできる教育支援は何かを思索し取り組まなければならない時と考えます。
 一方、福利厚生に関わる問題については、少子高齢化の急速な進行等に対処して、年金・医療・介護など高齢者も“痛み”を伴う改革が不可避とされ、私たちの安心・安全な生活、親睦や豊かな生甲斐を保障するためには、力を合わせ取り組まねばならない課題山積の現状といったとこです。
これらの状況を踏まえ、本会が令和元年度に取り組む活動のうち、三つの要点について申し上げます。

その一は、 教育支援・教育要望活動の一層の充実・進展です
現在、各支部・各班においては、創意に富んだ様々な教育支援活動が展開されております。なかでも、本会が40有余年にわたり推進してまいりました「現職・退職校長支部別教育推進協議会」(14年前より「彩の国教育の日」協賛事業となっておりますが)、より一層の充実を各支部のお骨折りで図ってまいりたいと存じます。
 教育要望活動については、例年の通り、県当局に提出、その他の要望活動も随時、展開してまいります。
 国に関わる喫緊な教育施策等については、全国連合退職校長会を通し鋭意取り組むと共に、教育尊重の機運を一層高めるため、国民の祝日「教育の日」制定の活動を推進してまいります。

その二は、 会員相互の福利・厚生活動の活性化の着実な推進です
 新会員各位の再任用・再雇用については、校長職のキャリアを生かす活動の場の確保などの要望活動に、一層努めてまいる所存でございます。各支部、各班におかれましても当該市町村教育委員会等に対し、継続的に要望活動を展開するようお願いいたしたいと存じます。
 ところで、私共の共済年金が、厚生年金に一元化されたこと、公的年金を削減する年金改革法が平成28年12月に成立したこと、本年度4月から、年金支給額が0.1%増になったこと等、周知の通りです。また、現在進められている「高齢者社会大綱」(案)では、70歳超(越えて)で公的年金の受給開始を選択可能にする制度の改正を検討するなど、今後の年金支給の見通しは、極めて厳しい状況となっております。
 こうした実態を的確に捉え、生活の安定・安心に資する取り組みとして、将来展望の持てる制度の健全化のため、全国組織等と連携した運動を、強力に推進してまいりたいと存じます。

その三としましては、情報の共有化による会員相互の“絆”の強化です。
 会報年3回、ニュースレター年2回刊行の一層の充実とともに、開設以来4年目となるHPは、各支部への迅速な情報提供をするとともに、全会員が情報の共有化を通して、心の絆をより広げ・強め、相互の連携と親睦を深めることを“ねらい”としております。今後一層の活用を図り、本会発展の基盤としての役割を果たすよう願っております。現在、このホームページへの訪問・閲覧の状況は、訪問者は、2,428名・1,447名、【+981名】閲覧数は、12,005件・ 11,054件【+951件】≪昨年と本年1月~5月の比較≫年ごとに増加してきており、益々の有効活用を期待しております。なお、本年度より、「研修費」5割の増額を図り、活動のさらなる活性化をお願いしております。
 以上、本会活動の概要と本年度事業の重点を申し上げました。
〇人生100年時代は、生き方の「モデル」がない時代です。
今は、一人一人が自分で人生を設計し、かじ取りをしていかなければなりません。日本の未来を担う、子供たちの夢と希望を育む教育支援と、健康で豊かな会員互助と親睦の絆を広げる退職校長会の活動が、一人一人の人生にとってかじ取りの一つになればと考えております。会員皆様の更なるご支援、ご協力をお願いいたします。
 結びに臨み、ご来賓の皆様方に重ねて御礼を申し上げますとともに、総会開催に当たり、多大なご支援ご尽力を賜わりました「川越市」当局、並びに「入間支部退職校長会」の会員各位に、心からの御礼を申し上げ、ご参会の皆様のご健勝でのご活躍を心より祈念し、会長挨拶といたします。

          令和元年6月7日       (令和元年度 定期総会 )


                                                        会長挨拶文 PDF資料

       
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



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