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新井 俊一 会長 |
会 長 挨 拶 |
新学期 班長となりしヒロ君は きりりと進む皆を引き連れ 新井 作 子供達のこんな光景が見られる季節となりました。 本日、ここ本庄市のグローバルソフトウエア本庄文化ホールを会場として、第61回埼玉県退職校長会の定期総会が、埼玉県知事様、埼玉県議会副議長様、埼玉県教育委員会教育長様、全連退会長様のご臨席をいただき開催することになりました。 埼玉県退職校長会は、現在会員数3469名、10支部57班の組織により地域の特色を生かしながら、全支部が一丸となって活動しております。 昨年度から公務員の定年年齢が段階的に引き上げられましたが、本年度「役職定年退職校長」を入会員として、96名の新入会員の方々をお迎えすることができ、本会の一層の飛躍の原動力として大いに期待しているところです。 さて、社会の趨勢を見ますと、グローバル化の進展及びICT環境、AI、IOT等の絶え間ない技術革新により、社会構造や雇用環境も大きく変化しています。また、このような時代にあって日本の子どもは国際的に見ても学力調査の成績は良いが、主体的に学び物事を深くまで理解するのが苦手という傾向があります。この行く先不透明な時代にあって、児童生徒には今後とも、「主体的・対話的で深い学び」を通して「主体的、創造的に課題を発見する力や課題解決に導く力」「多様性を受容し他者との意思疎通を図るコミュニケーション能力」「ICTの活用能力」等々未来を逞しく生きていくことのできる資質、能力を育むことが求められています。 このような状況の中、令和7年度に取り組む「五つの重点」について申し上げます。 その1 「彩の国教育の日」に関わる諸活動の充実を目指します。 昨年度の関ブロ栃木大会においても、本県のこの活動が大変注目されておりました。以前より県当局から指摘されておりました名称を本年度から「彩の国教育の日」協賛、現職退職校長支部別教育推進研究協議会とします。一般的には協議会は意見交換や合意形成が目的とされますが、研究協議会は研究成果の共有と議論が目的とされています。各支部でのその成果に期待します。 その2 教育行政機関、現職校長会及び教育諸団体との連絡を密にし、県教育の振興に努めます。本年度も「埼玉教育の振興等に関する要望書」を提出いたします。 その3 昨年度、本年度と新規加入者の減少が続いています。「入会案内」を発行し、役職定年校長への入会の働きかけを積極的に行って参ります。 その4 専門部活動の充実を進めます。 〇研究調査部会 校長退職時の再就職、待遇に関する実態調査の実施 〇福利厚生部会 囲碁大会とゴルフ大会開催、入会案内発行 〇広報部会 会報、ホームページの充実 〇庶務会計部会 会費納入、会員数の確認 その5 会員数減に伴う会費減への対応、事業の見直しや理事数、総会代議員数の検討、役員や理事、総会代議員への通信方法の改善を図って参ります。 本年度、私は次の支部総会に出席しました。さいたま市、北足立南部、北足立北部、入間、比企、北埼玉そして埼葛の7支部です。各支部の意欲的な活動の様子を知ることができました。各支部で次の挨拶を致しました。 1 見える化の推進 会員に支部の活動の様子が確実に伝わるよう、ホームページや支部会報等の充実を図っていただきたい。 1 魅(み)える化の推進 いままでのやり方に一工夫を加え、参加者にとって一層魅力ある活動になるよう叡智を結集していただきたい。 本年度は各支部とも新役員としてのスタートとなりました。ぜひ、見える化と魅える化への第一歩を踏み出そうではありませんか。 結びに、第61回埼玉県退職校長会定期総会開催に当たり、多大なご支援とご協力を賜りました本庄市当局、並びに児玉郡市退職校長会の会員の皆様に心からの感謝を申し上げますと共に、ご参会の皆様のご健勝でのご活躍を心より祈念して挨拶と致します。 ◇ 会長挨拶 PDF |
令和7年6月14日 記 |